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2023
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03
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予防技術資格者章交付式を実施しました

 八女消防本部では、「予防技術資格者章」を作成し、予防技術資格認定者に対して予防技術資格者章を交付しました。

 予防技術資格者とは、消防用設備等の性能規定化、違反処置の推進、危険物規制業務の増加、防火対象物点検報告制度の導入などにより、より専門家・高度化が図られており、それらの負託に応えるべき予防業務の専門家としての資格制度が創設されたもので、消防力の整備指針(平成12年消防庁告示第1号)第34条第3項により、消防本部及び消防署において、予防業務を担当する係又は係に相当する組織には、資格を有する予防技術資格者を1人以上配置するよう定められています。

 予防技術資格者の資格については、予防業務での従事経験及び予防技術検定合格等の要件を満たした者で、消防長により認定された者が予防技術資格者となります。予防技術資格者の区分は業務を行う上で要する知識及び技術は異なるため、以下の3つに区分されます。

 【防火査察専門員】【消防用設備等専門員】【危険物専門員】

 今回交付する予防技術資格者章については、1~2区分の資格を有する者に銀色の資格者章を、3区分すべての資格を有する者に金色の資格者証を交付しました。

 現在、当消防本部では、管理職(階級:消防司令以上)を除く職員104名のうち52名(50%)の職員が1つ以上の資格を有しており、3区分すべての資格を有する職員が12名います。今後、消防本部全体で1区分以上の資格を保有する職員(管理職を除く)の保有率目標を80%に掲げ、高度な知識を有する職員の育成に努めてまいります。

3/1~3/7 「春の火災予防運動」
2025-02-28

‍■「守りたい 未来があるから 火の用心」3月1日(土)~3月7日(金)は春の全国火災予防週間です。昨年は命に直結する「建物火災」が15件発生しました。これは、全ての火災の5割を占めています。住宅火災の発生を防ぎ、火災から命を守るために以下のポイントを確認しましょう。‍■「暖房器具の使用」と「空気の乾燥」が要因 八女消防本部管内の令和元年度から令和6年度(2月末時点)までに発生した火災をみると、全体の約4割が12月~翌3月に集中しています。この季節は空気が乾燥しており、火災が発生しやすくなることから特に注意が必要です。‍‍■今年の火災件数 昨年比約2倍!八女消防本部管内では今年に入り、既に7件の火災が発生しています。 火災種別の内訳はグラフのとおりです。※件数は1/1~2/28時点‍■類似火災を防ごう! 今年度、八女消防本部管内で蛍光灯照明器具(安定器)から出火した火災が発生しました。蛍光灯を長期間使用すると、器具の安定器が経年劣化し発火する恐れがあります。10年以上経過している蛍光灯は、早急に交換しましょう。■鳴りますか? 住宅用火災警報器今年度、八女消防本部管内の110世帯にアンケートを実施しました。(アンケートの質問)(1)自宅に住宅用火災警報器を設置していますか?(2)最近、点検を実施しましたか?住宅用火災警報器は火災が発生した際にきちんと作動しなくてはなりません。設置後、機器が正しく作動するよう、適正な設置と定期的な点検やお手入れ、機器の交換などが必要です。