
八女市星野村地域災害図上訓練
~九州北部豪雨から10年、いつ何時にも備える~
令和4年6月5日(日)、八女市星野村で地域災害図上訓練を実施しました。
平成24年7月、九州北部豪雨で八女市星野村は甚大な被害を受けました。大災害から今年で10年の節目を迎え、地域防災の要となる消防団の指導のもと、自衛消防組織、隣組長等が各区の公民館や集落センターに集まり、実際に水害が起こったことをイメージしながら、色ペンやシール、付箋を使って避難場所、浸水被害危険地域、土砂災害危険地域、河川の場所等を地図上に書き込んでいきました。10年前の経験を基に、「あの時はここが崩壊した。」「この辺が浸水した。」「この場所は安全だ。」といった活発な意見が飛び交い、改めていつ起こるか分からない大災害への備えが出来ました。
また、こんな時どうする?といった様々な災害想定について話し合い、出し合った沢山の意見を発表し、情報を共有することで共通認識を深めることが出来ました。
福岡県に5年連続で発表されている大雨特別警報。皆さんは慣れが生じてきてはいませんか?九州北部豪雨の大災害を風化させないために、改めて考えましょう。いつ襲ってくるか分からない、自然災害のために。