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令和6年八女市消防出初式が開催されました

 令和6年1月6日(土)、八女市上陽町 春の山公園グラウンドにて『令和6年八女市消防出初式』が開催されました。

 八女消防本部78名、八女市消防団の658名が参加した今回の出初式には多くの来賓や観覧者が会場を訪れ、新年の幕明けにふさわしい消防出初式となりました。

 最初に消防殉職者に対する黙とうに合わせ、この度、令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々と被災地の支援に向かわれる途中、犠牲になられた海上保安庁の職員の方々に黙とうがささげられました。改めて犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

 式典では、消防団による「ポンプ操法」や「馬簾回し」の披露が行われ、寒さを吹き飛ばす気迫ある演技披露に会場からは大きな拍手が送られました。また、八女消防本部特別救助隊は、梯子車や小型救助車を使用した「救助総合訓練」を行い、日頃の訓練の成果を披露しました。

 式典後の分列行進では、少年消防クラブを先頭に消防職員、消防団員による統制のとれた力強く勇壮な行進により、会場を訪れた方々に対し、防火・防災意識の普及啓発を行うことができました。

 今年一年が皆さまにとりましてより良い年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

広川町防火防災フェア及び自主防災組織等活性化推進事業
2023-12-04

 令和5年12月2日(土)、広川町で開催された「ひろかわ人権フェスタ」、「図書館冬まつり」、「eスポーツ大会」にあわせて、広川町町民交流センター「いこっと」北側駐車場とその周辺において、自主防災組織等活性化推進事業に基づく自主防災訓練及び広川町防火防災フェアを実施しました。 自主防災組織等活性化推進事業に基づく自主防災訓練では、地域住民、広川消防署、広川町役場及び広川町消防団が参加することで、自助・共助・公助を強化し地域防災力の向上を目的に行ったものです。この訓練は、広川町でマグニチュード7.2の地震が発生したとの想定で実施し、住民避難誘導訓練、消火栓取扱い訓練、火災を想定した消火訓練、避難訓練、避難所設置訓練及び防火・防災講話を実施しました。訓練には子どもから高齢者まで多くの人が参加し、災害が発生した際の対応や自身の身を守る方法等学ぶことができ大変有意義な訓練となりました。 また、広川町防火防災フェアは、緊急車両・救助資機材の展示、梯子車の乗車体験、ロープ登はん体験、廃棄消防ホースを再利用し小物入れを作成するSDGs体験、ホースボーリング、火災を想定した煙体験、VR消火体験、令和5年7月豪雨のスライド展示、可搬式送水装置及び水消火器を使用した放水体験、子ども用防火服・救助服着装体験などを実施しました。大変多くの住民の皆様に来場してもらい、様々な消防体験を通じて、楽しみながら防災について学んでもらえる良い機会となりました。 今後も、地域住民の皆様や関係機関とのこのような訓練を継続して実施し、地域防災力の向上に努めていきます。

令和5年度広川町消防団秋季全団員訓練
2023-11-13

 令和5年11月12日(日)、令和5年度広川町消防団秋季全団員訓練が竜光寺公園、町民交流センター「いこっと」及びその周辺で実施されました。竜光寺公園では消防団のポンプ車3台がそれぞれ水を揚水する元ポンプ、先のポンプ車に送る中ポンプ、更に消防署ポンプ車に水を送る先ポンプとなり、広川消防署のポンプ車に中継する実践形式の中継送水訓練を行いました。町民交流センター「いこっと」及びその周辺では機関員の技術向上を目的に、基本操作を重視したポンプ車での揚水訓練及び消火栓取扱い訓練を行い、女性消防団は最新の応急手当の知識や技術を学ぶための救急訓練及び防災カードゲーム「クロスロード」(阪神・淡路大震災で災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成されたもの)体験と実際に筒先を持ち放水を行う放水体験を行い、災害時の問題点や対応策を学ぶことで町内で行われる防火教室等に活かせる知識と技術を身に付けました。 今回の訓練は、秋季全国火災予防運動期間中での総合的な訓練であり、消防署と地域防災のリーダーである消防団が一致団結し、更なる防災力の向上が図れたものと思います。 これから寒くなるにつれて、暖房器具を使うことが多くなり、空気が乾燥して火災が発生しやすい気象状況になります。一人ひとりが火災予防に努めましょう。