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2023
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消防功労表彰(人命救助)

 令和5年6月2日(金)、八女消防本部において消防功労表彰(人命救助)を行いました。

 この事例は、5月11日に八女市内で発生した建物火災に際し、付近を通りかかった八女農業高等学校の高校1年生、前田太志さんにより発見、通報及び避難誘導(人命救助)に至るまで、迅速かつ的確な119番通報及び火災による負傷者に対し勇気ある避難誘導(人命救助)が行われ、火災による被害を最小限に留めることができたものです。

 炎が燃え盛る中、危険を顧みず、積極果敢な行動により尊い命を守り、火災の拡大防止と被害の軽減に寄与したとして、その功績を称え、感謝状を贈呈いたしました。

 金納裕一消防長は「最近、国内外において、尊い人命が失われる、何かと暗いニュースが多い中、前田太志さんの今回の活躍は大変心が温まるもので、地域の住民に勇気を与えてくれました。正義感や人としての思いやり、心の温かさを大切にして、どうか、これからも元気で活躍を続けてください。」と述べました。

3/1~3/7 「春の火災予防運動」
2025-02-28

‍■「守りたい 未来があるから 火の用心」3月1日(土)~3月7日(金)は春の全国火災予防週間です。昨年は命に直結する「建物火災」が15件発生しました。これは、全ての火災の5割を占めています。住宅火災の発生を防ぎ、火災から命を守るために以下のポイントを確認しましょう。‍■「暖房器具の使用」と「空気の乾燥」が要因 八女消防本部管内の令和元年度から令和6年度(2月末時点)までに発生した火災をみると、全体の約4割が12月~翌3月に集中しています。この季節は空気が乾燥しており、火災が発生しやすくなることから特に注意が必要です。‍‍■今年の火災件数 昨年比約2倍!八女消防本部管内では今年に入り、既に7件の火災が発生しています。 火災種別の内訳はグラフのとおりです。※件数は1/1~2/28時点‍■類似火災を防ごう! 今年度、八女消防本部管内で蛍光灯照明器具(安定器)から出火した火災が発生しました。蛍光灯を長期間使用すると、器具の安定器が経年劣化し発火する恐れがあります。10年以上経過している蛍光灯は、早急に交換しましょう。■鳴りますか? 住宅用火災警報器今年度、八女消防本部管内の110世帯にアンケートを実施しました。(アンケートの質問)(1)自宅に住宅用火災警報器を設置していますか?(2)最近、点検を実施しましたか?住宅用火災警報器は火災が発生した際にきちんと作動しなくてはなりません。設置後、機器が正しく作動するよう、適正な設置と定期的な点検やお手入れ、機器の交換などが必要です。