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2023
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07
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04

熱中症に警戒!!

 湿度の高い日が続く梅雨期は熱中症が起こりやすいため、注意が必要です。近年、全国的に熱中症搬送者数が増加傾向にあります。昨年、全国において熱中症疑いで搬送された方は、71.029人※1。これは、平成20年の調査開始以降、3番目に多い搬送人員でした。

 八女消防本部管内では、令和4年が113人※2と過去最多を記録しています。熱中症は、予防と対策、正しい処置が重要です。

<調査期間>

※1:R4.5.1~R4.9.30 総務省消防庁調べ ※2:R4.4.25~R4.10.2 八女消防本部調べ

★熱中症の症状とは!?

(軽度)めまい、筋肉痛など(中度)頭痛、嘔吐など(重度)意識障害、けいれんなど

★もし、熱中症になったら!?

 周囲で熱中症になってしまった人がいたら、早めの処置が重要です。

・「涼しい場所へ」…エアコンが効いてる室内や日陰に避難!

・「体を冷やす」…特に首回り、脇の下、足の付け根を冷やす!

・「水分補給」…水分、塩分、スポーツドリンクを補給!

『自力で水が飲めない』『意識がない』など症状が重い場合は、ためらわず救急車を呼び、直ちに医療機関で治療を受けてください。

車両火災に注意
2023-10-02

今年、八女消防本部管内において、車両火災が増えてきています。 昨年の車両火災は火災件数37件中1件でしたが、今年は24件中7件と非常に多く発生しております。車両火災は様々な原因で発生します。 車両火災とは、原動機によって運行する車及びその積載物が焼損した火災のことです。 車両火災の原因は?・エンジンオイルの劣化や不足により、エンジンの焼き付きや燃料漏れを起こし、火災となった事例・エンジンルームに可燃物(布・段ボール等)を置き忘れて排気管系の高温部に接触し、火災となった事例・エンジンルーム内に小動物が巣を形成し、火災となった事例・電装品の取り付け不良等によりショートし、火災となった事例・ごみ収集車のごみ(ライター、リチウムイオンバッテリー等)から出火し、火災となった事例・交通事故から火災となった事例・整備不良によりエンジンオイルが漏洩し、火災となった事例 車両火災を防ぐには・走行中に焦げた匂いがしたら、停車し、エンジンを切り車から離れましょう。・定期的にエンジンルーム内をチェックしましょう。・電気配線の修理等は専門家に依頼しましょう。・安全運転を心掛け、点検や整備を忘れないようにしましょう。 今から涼しい季節となり、行楽シーズンを迎えます。車でお出かけする前に車に不具合がないか、専門業者に点検もしくは整備を依頼し、未然に火災を防ぎましょう。

キャンプでの火災に注意!!
2023-08-15

八女消防本部管内において、ガスカートリッジからガスが漏れ、近くで焚火をしていたため、焚火の火に漏れたガスが引火する火災が発生し、1名の方が負傷する事故が起きています。 夏休みを利用しキャンプやバーベキューをする方も多いと思いますが、安全に楽しく楽しむためにも火を取り扱う際は十分注意が必要です。 ガスカートリッジを使用する際の注意 1 今回のように火を取り扱っている付近で使用しないでください。 2 O(オー)リングなどの機器の一部が劣化していたり、接続部に汚れなどが付着していたりすると、隙間からガスなどの燃料が漏れて引火するおそれがあります。キャンプに出発する前など確認してください。 3 ガスカートリッジとガスコンロは同一のメーカーのものを使用して下さい。適切な器具を使用し、正しく接続してください。 4 五徳(鍋などを支える爪)からはみ出す大きな鍋などは、カートリッジガスこんろでは使用しないでください。放射熱によりガスカートリッジが加熱されることで、破裂に至るおそれがあります。 5 ガスカートリッジこんろを囲って使用しないでください。風を防ごうとコンクリートブロックなどで囲うと熱がこもりボンベが過熱されボンベが破裂する危険があります。 6 炎天下の屋外や自動車の車内など、高温になりやすい場所にガスカートリッジを放置しないでください。特に、直射日光により高温になる車内に放置することは大変危険です。 独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE実験動画

令和5年度広川町消防団春季全団員訓練
2023-05-23

令和5年5月21日、竜光寺公園において広川町消防団春季全団員訓練を実施しました。訓練には、広川消防署員指導のもと団長以下130名の広川町消防団員、広川町議会議員(12名)、各行政区長(15名)が参加し、水防訓練・資器材取扱訓練・消火避難訓練などを行いました。 水防訓練では、最初に一般団員が土のう作成を行い、その作成した土のうを使用し、改良積み土嚢工法及びシート張り工法を実施することにより、それぞれの工法の要領やポイントの再確認をするとともに、各分団長の指揮のもと統率のとれた緊張感ある訓練となりました。資器材取扱訓練では、今年度新たに加入した新入団員が筒先や消防ホースの結合及び離脱、搬送要領、収納要領など基本的な資器材の取り扱い要領を修得しました。 また、女性消防団及び広川町議会議員、各行政区長は、煙体験ハウス及びVR消火体験ソフトを用いた消火避難訓練を行い、煙により視界の悪い中での避難など、より実火災に近い臨場感ある状況での消火体験や避難を実施することができ、実のある訓練となりました。 これから梅雨期を迎えるにあたり、団員一人ひとりの災害に対する備え、知識及び技術を再確認することができ、とても有意義な訓練となりました。 今後も各訓練を通して消防団と消防署の連携強化を図り、いつ起こるか分からない災害に対応するために必要な知識・判断力の向上、広川町の安心・安全なまちづくりに努めていきます。‍