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2022
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令和4年度八女市上陽少年消防クラブ夏季研修

 令和4年8月8日、八女市上陽公民館において、八女市上陽少年消防クラブ夏季研修を実施しました。

 夏休みは子供たちにとって楽しみな季節ですが、その反面水の事故も多く発生し、危険が伴う時期です。そのような危険から身を守るため、夏季研修では水難事故予防教室や、いざという時に応急処置ができるように、心肺蘇生法訓練を行いました。

 また、レクリエーションとして消防ホースを使ったボウリングや、日常で使える簡単なロープ結索訓練を行い、最後は炊き出し訓練を実施して、みんなで出来上がったカレーライスを美味しくいただきました。

 この研修を通して、クラブ員は多くの知識や技術を身に付けるだけでなく、クラブ員同士が協力して活動を行うことの大切さを学ぶことができました。

令和5年度広川町消防団春季全団員訓練
2023-05-23

令和5年5月21日、竜光寺公園において広川町消防団春季全団員訓練を実施しました。訓練には、広川消防署員指導のもと団長以下130名の広川町消防団員、広川町議会議員(12名)、各行政区長(15名)が参加し、水防訓練・資器材取扱訓練・消火避難訓練などを行いました。 水防訓練では、最初に一般団員が土のう作成を行い、その作成した土のうを使用し、改良積み土嚢工法及びシート張り工法を実施することにより、それぞれの工法の要領やポイントの再確認をするとともに、各分団長の指揮のもと統率のとれた緊張感ある訓練となりました。資器材取扱訓練では、今年度新たに加入した新入団員が筒先や消防ホースの結合及び離脱、搬送要領、収納要領など基本的な資器材の取り扱い要領を修得しました。 また、女性消防団及び広川町議会議員、各行政区長は、煙体験ハウス及びVR消火体験ソフトを用いた消火避難訓練を行い、煙により視界の悪い中での避難など、より実火災に近い臨場感ある状況での消火体験や避難を実施することができ、実のある訓練となりました。 これから梅雨期を迎えるにあたり、団員一人ひとりの災害に対する備え、知識及び技術を再確認することができ、とても有意義な訓練となりました。 今後も各訓練を通して消防団と消防署の連携強化を図り、いつ起こるか分からない災害に対応するために必要な知識・判断力の向上、広川町の安心・安全なまちづくりに努めていきます。‍

八女市消防団立花支団全団員訓練
2022-09-13

 9月11日、旧下辺春小学校及びその周辺において令和4年度八女市消防団立花支団全団員訓練が行われ、八女消防署立花分署員が指導にあたりました。 今年は立花町管内において、7件の火災が発生しており、すでに昨年の件数を上回っている状況です。このことを踏まえ、火災防ぎょを目的とした中継送水訓練が行われました。 訓練は直前まで参加団員に想定内容を知らせないブラインド方式で行われ、緊張感のある実戦さながらの訓練となりました。 旧辺春小学校グラウンド内を火点、下を流れる高須田川を水利として始まった訓練では、300mを超える登り坂を団員が協力してホースを延ばし中継送水を行いました。その後もポンプ車や可搬ポンプの位置を変えながら、繰り返し訓練を行い、基本的操作や無線交信要領、支団長を中心とした指揮命令系統の再確認ができ、立花支団の災害対応力及び連携強化を図ることができました。 また、予防広報部の女性団員は、GPS機能により行方不明者の位置特定及び捜索ができるシステム、通称「ココヘリ」の取扱訓練と応急手当指導マニュアル講習会が行われました。 ココヘリ取扱訓練では、事前に小型GPSを中継送水訓練に参加する複数の団員に持たせ、予防広報部がその団員を探し当てるという訓練が行われました。発信機は小型GPSまでの距離や方向を指し示すことができ、予防広報部はせわしく動く位置情報に翻弄されながらも小型GPSを所持する全ての団員を特定することができました。 予防広報部では、既にすべての団員が応急手当普及員の資格を取得していますが、より広く深い応急手当の知識を学び、普及啓発活動に活かしたいと希望し応急手当指導マニュアルを作成しました。今後の応急手当普及啓発活動の更なる飛躍に期待しています。

甲種防火管理新規講習会の開催について
2022-07-09

1 日 時 令和4年9月15日(木)《1日目》 【受付】8:40~9:30 【講習】10:00~17:00 令和4年9月16日(金)《2日目》 【受付】8:40~9:10 【講習】9:10~12:302 場 所 八女市本町602-1 おりなす八女 はちひめホール(小ホール)3 申込方法 別添受講申込書に必要事項を記入・写真1葉を貼付の上、八女消防本部予防課又は、最寄の消防署、分署へ提出して下さい。4 受講料(テキスト代含む) 3,500円を初日受付時に納入して下さい。5 申込期間 令和4年8月8日(月)~令和4年8月19日(金) ※申込初日の受付開始時刻は午前9時からとします。 定員 (72名)になり次第締め切ります。6 携行品 受講票、筆記用具、昼食7 その他 受講当日は新型コロナウイルス感染症防止のため、マスクの持参、着用をお願いします。また発熱や顕著な咳などの症状がある場合は受講を控えていただくようにお願いします。 新型コロナウイルス等により、講習会を延期又は中止する場合がございます。延期する場合は、直ちに連絡いたします。 なお、講習会を30分以上遅刻された場合は欠席扱いとさせて頂きます。また、受講料につきましては、お釣りのないようご協力お願い致します。‍

低圧進相コンデンサの火災に要注意!
2022-07-05

 八女消防本部管内において、低圧進相コンデンサから出火し、建物の一部が燃える火災が発生しました。低圧進相コンデンサとは、電気機器に必要な電力を効率よく動かすための機器で、工場などで使われる工作機械や業務用冷蔵庫の配電盤に設置されています。 低圧進相コンデンサによる火災は全国各地で発生しており、特に夏場に多く発生しています。火災を未然に防ぐために、ご使用のコンデンサの確認をお願いします。 【なぜ火災が起こるのか】1 長年使用され、コンデンサの絶縁が劣化したことが原因で発熱し、発火する。2 内部で絶縁破壊が進んだコンデンサは異常に膨らみ、破裂したのち、可燃性ガスが噴き出し発火する。※夏場に多いのは、気温上昇とともに、コンデンサ本体の温度が上昇し、絶縁劣化が進むことが理由と考えられています。 【火災を予防するためには】1 機器を使用していないときでも発火する危険があるので、機器を使用しないときは、ブレーカーを切り、コンデンサに電圧がかからないようにしてください。2 1975年(昭和50年)以前に製造されたコンデンサは、保安装置が内蔵されていないため、発火の危険性が高くなっています。保安装置の内蔵された新しいコンデンサへ交換して下さい。3 一般社団法人 日本電機工業会では、低圧進相コンデンサの更新推奨時期を10年と定めています。使用状況や周囲の環境によっては、経年劣化により容器が破裂し、火災に至る場合がありますので、定期的な点検と計画的な更新をお願いします。

八女市星野村地域災害図上訓練
2022-06-10

~九州北部豪雨から10年、いつ何時にも備える~ 令和4年6月5日(日)、八女市星野村で地域災害図上訓練を実施しました。 平成24年7月、九州北部豪雨で八女市星野村は甚大な被害を受けました。大災害から今年で10年の節目を迎え、地域防災の要となる消防団の指導のもと、自衛消防組織、隣組長等が各区の公民館や集落センターに集まり、実際に水害が起こったことをイメージしながら、色ペンやシール、付箋を使って避難場所、浸水被害危険地域、土砂災害危険地域、河川の場所等を地図上に書き込んでいきました。10年前の経験を基に、「あの時はここが崩壊した。」「この辺が浸水した。」「この場所は安全だ。」といった活発な意見が飛び交い、改めていつ起こるか分からない大災害への備えが出来ました。 また、こんな時どうする?といった様々な災害想定について話し合い、出し合った沢山の意見を発表し、情報を共有することで共通認識を深めることが出来ました。 福岡県に5年連続で発表されている大雨特別警報。皆さんは慣れが生じてきてはいませんか?九州北部豪雨の大災害を風化させないために、改めて考えましょう。いつ襲ってくるか分からない、自然災害のために。